先日、読者の方からこのような内容のメールをいただきました。
「石角さんの本を読んで、医療のAI化について考える機会をもてました。ありがとうございます。看護アセスメントがAI化されて根拠に基づいた知識が現場で浸透すれば、安全な看護の提供や経験値とエビデンスのギャップが狭まり問題解決が可能なのではないかと考えました。しかし、AIやIOT 、はたまた経営や企業とは無縁で、この想いをどう活用していいかわからずにモヤモヤしています。第一歩として進むために何かいい助言はありませんでしょうか?」
私の著書を読んで、自分の仕事の課題解決にAIが使えると思っていただけるのはとても嬉しいことです。この読者の方は現場で看護師として働きながら、課題意識を持っている方なので、私の個人的な見解では「AIを開発するのにベストなポジションにいる」と思います。
勿論、AI開発のためにはAIエンジニアやデータサイエンティスト、AIビジネスデザイナーや時にはプロダクトマネージャーが必要だと思いますが、何より大事なのが、「課題を見つける」作業です。こればかりは現場にいる人でないと分かりません。そのポジションにいる場合、最低一人のデータサイエンティストとエンジニアを見つければ、製品開発ができると思います。
是非これからもコメント等いただけると嬉しいです。 |