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エリザベス・ウォーレン氏の敗因とは

2020/03/17 ニュースレター「Moonshot」 
by 関口 
こんにちは。パロアルトインサイトCEO石角友愛です。(ホームページはこちらです

アメリカではSuper Tuesdayが終わり、民主党大統領候補者も二人に絞られました。私は過去の討論会も全て生放送でチェックしておりSuper Tuesday当日は選挙番組をずっと見ていました。候補者の出版した本も何冊も読んでいます。(面白かったのは、Andrew Yang氏のThe War on Normal Peopleという本。ベーシックインカムなどに関して提言しています)

去年「ビッグテックを解体せよ!」と豪語しフロントランナーとして目立っていたエリザベス・ウォーレン氏が地元のマサチューセッツ州ですら3位に終わったことが少し意外でした。ニューヨークタイムズは、過去の選挙結果からも大学学士以上を持つ白人女性以外の層に受けるためには、「ハーバード大の政策を語るウォーレン教授」としてではなく、「オクラホマ出身のベツィー(幼少期のニックネーム)」としてもっと大衆を狙った選挙広告やキャンペーンを行うべきだった、と分析されていました。(そんなNYTですがウォーレン氏ともう一人の女性候補者クロブチャー氏を支持表明していたのが遠い昔のように感じます。)

ある統計では、民主党と無所属の有権者に行ったアンケートで78%の人が「女性の大統領」に対してポジティブであると答えているのに対し、近所の人もポジティブに考えていると思う、という質問にはたった33%しかYesと答えていませんでした。また、今回の予備選挙では、女性やマイノリティが大統領になることよりも(40%)、トランプ大統領に勝てる候補者を選ぶことが大事だと考えいる人が圧倒的に多かった(82%)のも統計を見るとわかります。

サンダース氏やバイデン氏のようにポジションが明確でなかったのも理由なのかもしれません。今後も予備選挙は続きますので引き続き見ていきたいと思います。

スニーカーで討論会も参加していたウォーレン氏。ブティジェッジ氏同様4年後に期待ですね。(写真はNew York Timesより)

今回は、在宅ワークが進む日本で皆さんに有益な情報です。アソシエイトAIビジネスデザイナーの座間さんが家からも参加できるオンラインセミナーの情報を集めてくれました。

こんにちは。パロアルトインサイトの座間聖季です。
コロナウイルス(COVID-19)の影響で各種のイベントが中止になり、同時に自宅から参加できるオンラインカンファレンスの試みが盛んになっています。

■オンラインカンファレンス情報

2020年3月3日のTechcrunchの記事によると、
サンフランシスコで開催される予定であったグーグル社最大のイベントCloudNextが中止となり、代わりにオンライン上での「Google Cloud Next ’20: Digtal Connectが4月6日から8日の間に実施されることになりました。
サンフランシスコ会場でのイベント参加には当然ホテルやフライトの予約等が必要です。一方、バーチャルカンファレンスは無料で参加できため、関心のある人へより広い機会を提供できていると言えるでしょう。

同じくアマゾンのクラウドに特化したカンファレンスAWS Innovateも オンライン化が決まり、3 月 10 日 (火) 〜 4 月 17 日 (金) の間いつでも視聴できるような配信形態になったようです。初日にはQ&A付きのライブセッションも行われます。

個人的には教育系Youtuberヨビノリたくみ氏の招待講演「機械学習の「そと」と「なか」」も楽しみです。(家族が大ファンなので、当日は一緒に見ようかなと考えております。)

■ZOOMの躍進とオンライン会議のための工夫
パロアルトインサイトはフルリモート勤務なので、多くの打ち合わせはビデオ会議ツールのZOOMで行われています
米国株価市場の動きに反して、リモートワークに使われるZOOMやSlack、Dropboxの利用が拡大し株価が伸びていることが、ビジネスインサイダーの記事等いくつかのメディアでも挙げられています。

2019年12月のFinancial Reviewに掲載されたZOOM最高経営責任者Eric Yuanの発言によると、ZOOMはこの先10年で、実際に顔を合わせる対話以上に優れたビデオ通信技術を実現することを目標に立てているといいます。具体的には、機械学習や自然言語処理技術を駆使し、ミーティング後に会議の概要メモを自動作成する機能や、参加者の表情を認識してディスカッションをスローダウンさせるべきポイントを検知する仕組みなどが検討されています。

初めて在宅勤務にトライされる皆さんが、どのように過ごしていらっしゃるのか気になります。ZOOMやオンライン会議の、課題はなんでしょうか。2016年に話題になったオンライン会議時の自動メイクアプリ、もしかするとスーツ着用アプリも既にあるのかもしれませんね。

石角友愛x松尾豊「AIの未来を語る」

日経クロストレンドで2020年3月4日より、私と松尾豊東大教授のAI対談連載が開始しました。アメリカと日本のAIビジネスやAIスタートアップを切り口にイノベーショントークを繰り広げます。第一回目の記事はこちらです。松尾先生が「商社はAIポテンシャルが高いと言っていたのですが、その理由は?私がホストとして毎回松尾先生をゲストとしてお迎えする連載ですので、是非皆様も「松尾先生とこんな話題で話してほしい」というトピックがございましたらこのメールに返信する形でお気軽にご連絡ください

AI白書2020巻頭対談

国のIT施策の一翼を担うIPAでは「広がるAI化格差と5年先を見据えた企業戦略」をテーマにした『AI白書2020』を発行し、国内541社のAI利用動向調査結果を踏まえたAI導入の課題を深堀りしました。巻頭の第1章では、パロアルトインサイトCEO石角友愛と、AI白書編集委員長・中島秀之氏(札幌市立大学理事長・学長)の対談が掲載されています。

2020年3月2日発売です

AI導入の無料相談

AI導入をご検討中の場合は無料で相談に応じます。info@paloaltoinsight.com までお問い合わせください。

それでは良い1日をお過ごしください。コメント、感想などあればお気軽にメールに返信してください。

パロアルトインサイトCEO 石角友愛

パロアルトインサイトについて

AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。

社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)

パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

石角友愛
<CEO 石角友愛(いしずみともえ)>

2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。東急ホテルズ&リゾーツのDXアドバイザーとして中長期DX戦略への助言を行うなど、多くの日本企業に対して最新のDX戦略提案からAI開発まで一貫したAI・DX支援を提供する。2024年より一般社団法人人工知能学会理事に就任。

AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。

毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。

著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。

実践型教育AIプログラム「AIと私」:https://www.aitowatashi.com/
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com

 

※石角友愛の著書一覧

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