今週の注目カンパニー
アメリカでは、今年のホリデーデコレーションの需要が例年以上に高まると言われています。昨年はコロナによる外出控えもあり、多くのアメリカ人は、昨年のハロウィーンからクリスマスにかけて庭の装飾品を買い集める方が非常に多かったそうです。
アメリカ最大の住宅小売りチェーンの Home Depot が発表した情報によると、早期に発売されたハロウィーンの装飾品は、ほとんどすぐに完売したとのこと。
昨年は、多くの小売業者がホリデーシーズン用の装飾品を追加注文しましたが、その需要に追いつくことができなかったそうです。それだけ多くのアメリカ人は仕事の疲れを自宅で癒すために、自宅に多くの飾り付けをする傾向にありました。
このような状況に加えて、これからホリデーシーズンが近づくにつれ、在庫に影響を与える可能性のある出荷問題も発生しているため、今後数ヶ月の間で装飾品を見つけるのはさらに難しくなる可能性もあります。私も、9月初旬に既にハロウィーンや11月の感謝祭関連の安い装飾品を買い揃えておきました。アメリカの百円ショップに行くと、ほとんど売り切れ状態になっています。
一方でデルタ株の世界的な流行で、出社を延期する企業も増えているため、自宅でのデコレーション熱はさらに高まるとされています。これは多くの小売企業にとっても良いニュースといえるでしょう。
アメリカの家具や装飾品業界はEC化が進んでいますが、家具ECサイト大手のWayfairではAI活用をしていることで有名です。家具装飾品EC業界のAI活用についてご興味がある方は弊社ブログ記事をご覧ください。 |