習慣超大全――スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法(ダイヤモンド社)
今回は、スタンフォード大学の教授で、行動デザイン研究所の創設者であるBJ・フォッグ氏の著書「習慣超大全」を基に紹介したいと思います。
- 悪い行動を変化させたい
- 意志が弱い自分を変えたい
- 生産性を高めたい
こんな悩みを抱える方にぜひおすすめの一冊となっています。本書の概要を簡単に説明しますと、人間は、日々の行動の70%以上が習慣的なルーティンになっており、習慣的にとっている行動を改善することが理想の自分に近づくための最善策だといいます。ポイントは「ルーティーン化×最小化×祝福」の3つの要素です。このコツさえ掴めば困難な継続も自在に行うことが可能になります。
▼パロアルトインサイト マーケティングマネージャー鈴木のコメント
私も半年ほど前に、この書籍を石角に紹介してもらい、日々の家事の後回しに課題を抱えていたので本書を読んでみることにしました。
書籍にもありますが、ますは行動の分析を行い、その分解した最小の簡単な行動をまず実行してみる。というメソッドを実践したところ、その小さな行動がトリガーとなって、実行するまでは「後でやらなきゃいけない」と心に溜めていたもやもやが一気になくなる快感を覚えました。結果としてルーティーンで続けることができています。
この成功体験をもとに、困難で時間がかかりそうな案件を目の前にしても「タイニーハビット」というキーワードを口ずさみながら実行すると、第一歩が気軽に取り組むことができ、結果スムーズに行動に移すことができるようになりました。一冊2,000円超えと少しお高めな書籍ですが、何か行動を変えたいという方にはぜひおすすめしたい一冊です。 |