ハーバード・ビジネススクールの名物教授の最終講義
「幸せなキャリアを歩む方法」を説いた一冊
ハーバード・ビジネススクールの名物教授であるクレイトン・M・クリステンセン氏が描かれた一冊。著者のクリステンセン氏は、優良企業のイノベーションがはらむ落とし穴を実証し、衝撃を与えた「破壊的イノベーション論」で一躍ビジネス界に不動の地位を確立した教授で、これまで発表した論文は数多くの賞を受賞しています。
この本は、クリステンセン教授自身が教えてきた経営戦略を人生訓に落としこんで語っている本で、人生における最善の選択をするための理論と、キャリアと人生の幸せのつながりに関する考え方が学べる一冊となっています。この本について紹介したPodcastの音源はこちらからどうぞ。
印象的な一文に「人生のなかの家族という領域に資源を投資したほうが、長い目で見ればはるかに大きな見返りが得られることを、いつも肝に銘じなくてはならない。」という部分があります。
目の前の仕事にのめり込み、仕事が人生の最優先順位になっている人は是非ご一読いただきたい書籍で、日本でも大ヒットした「LIFE SHIFT」でも語られていた「無形資産の重要性」がより身に染みて理解できる一冊です。
書籍URL:https://www.amazon.co.jp/dp/4798124095/ |