Z世代から絶大な人気を誇るSNS「BeReal」の凄さとは

フランス発の画像共有SNS「BeReal」が、App StoreでInstagramや、TikTokといったユーザー数上位の大手のSNSを抑え、いちばん多くダウンロードされていることをご存知でしょうか。この人気の新興SNS「BeReal」の何が凄いのか、アメリカでは大学生を中心としたZ世代に多くのユーザーを獲得しているこのアプリが「本当にRealなのか？」ということでも話題になっているので紹介していきたいと思います。

BeRealとは？

まず、BeRealとはどんなアプリなのかですが、ユーザーがより本物に近い方法で他者とつながることを可能にするソーシャルメディアプラットフォームです。このプラットフォームは、他人を感心させるために慎重に構成された投稿ではなく、ユーザーが自分の本当の考えや感情を共有することを推奨しています。BeRealは、より協力的で思いやりのあるオンラインコミュニティを作るために設計されています。

BeRealは、自発性を重視したソーシャルメディアプラットフォームです。投稿は登録している知人間のグループ全員に同時に送られます。その後、2分以内に自分自身とその周りの写真を撮り、撮らなかった場合はアプリが友達に知らせます。
そして、一般的なSNSのように投稿した時間ではなく、通知に反応するまでにかかった時間が表示されます。グループに追加できるのは、ユーザーが直接知っている人だけです。他の誰の投稿を見るかを決めるアルゴリズムはなく、スクロールする量もそれほど多くありません。制限時間を過ぎても投稿はできるそうですが、その投稿には何分遅れといったメッセージが表示され、投稿後の写真を撮り直した場合は何回写真を撮り直したかも記載されるといい、映えを狙った写真の投稿を抑制する仕組みづくりが多方面から施されています。
その結果、過去の時代を彷彿とさせながらも、現代にしっかりと根ざしたアプリに仕上がっています。BeRealのダウンロード数は、2022年10月時点で、グローバルで5,300万超もダウンロードを突破し、急速に知名度を上げています。
このアルゴリズムは他のSNSも注目しており、TikTokも9月に米国のユーザーを対象に新機能「TikTok Now」をローンチしするなど、新しい仕組みとして非常に注目されています。

引用：「BeReal」AppStoreより

BeRealがZ世代に好かれるわけ

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