ChatGPTの登場以降、止まるところを知らない生成AIブーム。日々各社から続々と新しい技術やツールが発表され、今や生成AIをどのように経営戦略に取り入れるかが株価や相場に大きな影響を与えるほどの状況となっています。
特にGoogle、Apple、Meta、Amazonのような大手テクノロジー企業間でのサービスの拡充競争が激しく行われています。
本ブログでは、それぞれの企業の強みやビジョンに基づいて多様化する大手テック企業の生成AI戦略について前編・後編に分けて詳しく解説し、今後の展望についても考察します。
前編ではGoogleとAppleの戦略について解説しました。今回の後編では、MetaとAmazonの生成AI戦略とその特徴について掘り下げたいと思います。
Meta(旧Facebook)は、新旧の社名が示すところからも分かる通り、ソーシャルメディアとメタバースにおける生成AIの活用に注力しています。Metaは、バーチャルな交流をよりリアルで魅力的なものにすることを目指した生成AI戦略を採用することで、他社との差別化を図っています。
Metaのソーシャルメディアプラットフォームでは、コンテンツの生成やユーザーエンゲージメントの向上に生成AIが活用されています。例えば、Instagramでは、生成AIを用いてユーザーにパーソナライズされたフィードを提供し、Facebookでは、広告の最適化に生成AIを利用しています。
Metaは、メタバースの構築において生成AIを重要な要素としています。仮想世界でのリアルなアバターや環境の生成には、高度な生成AI技術が不可欠です。Metaは、これらの技術を駆使して、ユーザーが没入できる仮想体験を提供しています。
Metaは、生成AIの研究開発においても積極的であり、多くの成果をオープンソースとして公開しています。これにより、研究コミュニティ全体の進歩を促進し、自社の技術力の向上にも寄与しています。
Metaの生成AI関連の発表及び最新プロダクトには、以下のようなものがあります。
AIの活用提案から、ビジネスモデルの構築、AI開発と導入まで一貫した支援を日本企業へ提供する、石角友愛氏(CEO)が2017年に創業したシリコンバレー発のAI企業。
社名 :パロアルトインサイトLLC
設立 :2017年
所在 :米国カリフォルニア州 (シリコンバレー)
メンバー数:17名(2021年9月現在)
パロアルトインサイトHP:www.paloaltoinsight.com
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのグーグル本社で多数のAI関連プロジェクトをシニアストラテジストとしてリード。その後HRテック・流通系AIベンチャーを経てパロアルトインサイトをシリコンバレーで起業。東急ホテルズ&リゾーツのDXアドバイザーとして中長期DX戦略への助言を行うなど、多くの日本企業に対して最新のDX戦略提案からAI開発まで一貫したAI・DX支援を提供する。2024年より一般社団法人人工知能学会理事に就任。
AI人材育成のためのコンテンツ開発なども手掛け、順天堂大学大学院医学研究科データサイエンス学科客員教授(AI企業戦略)及び東京大学工学部アドバイザリー・ボードをはじめとして、京都府アート&テクノロジー・ヴィレッジ事業クリエイターを務めるなど幅広く活動している。
毎日新聞、日経xTREND、ITmediaなど大手メディアでの連載を持ち、 DXの重要性を伝える毎週配信ポッドキャスト「Level 5」のMCや、NHKラジオ第1「マイあさ!」内「マイ!Biz」コーナーにレギュラー出演中。「報道ステーション」「NHKクローズアップ現代+」などTV出演も多数。
著書に『AI時代を生き抜くということ ChatGPTとリスキリング』(日経BP)『いまこそ知りたいDX戦略』『いまこそ知りたいAIビジネス』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『経験ゼロから始めるAI時代の新キャリアデザイン』(KADOKAWA)、『才能の見つけ方 天才の育て方』(文藝春秋)など多数。
実践型教育AIプログラム「AIと私」:https://www.aitowatashi.com/
お問い合わせ、ご質問などはこちらまで:info@paloaltoinsight.com
※石角友愛の著書一覧
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